【第15話】モヤモヤは、持ち帰らなくていい

「モヤモヤは、持ち帰らなくていい」

誰にでも、理由のわからないイライラやモヤモヤを抱えてしまう日はあります。

「なんか今日はしんどい…」
「誰とも話したくない…」

そんな気持ちを、一人で抱え込んでしまうこともあるかもしれません。

今回は、“気持ちを我慢しなくていい場所”との出会いを描いた実話ストーリーです。


朝からイライラしてしまった日

その日の朝、彼は妹と小さなことでケンカをしてしまいました。

原因は、お気に入りのマグカップ。

妹が誤って割ってしまったことがきっかけでした。

本当は「わざとじゃない」と分かっている。
でも、どうしても気持ちがおさまらない。

つい強く言ってしまい、さらに自己嫌悪になってしまいました。


モヤモヤした気持ちを抱えたまま通所

イライラした気持ちを引きずったまま、彼は「はたらく森」へ向かいました。

でも、その日は誰とも話したくありませんでした。

周りが楽しそうに話している姿を見ても、

  • 「なんか全部ムカつく…」
  • 「今日は帰りたい…」

そんな気持ちばかりが浮かんできたのです。


支援員さんからの声かけ

しばらくすると、支援員さんが優しく声をかけてくれました。

「何かあった?」

彼は少し迷いながらも、

「朝、妹とケンカして…モヤモヤするから早退したいです」

と気持ちを打ち明けました。

すると支援員さんは、否定することなくこう言ってくれました。

「気持ちは分かるよ」
「大事にしてたんだもんね」

そして、

「帰ってもモヤモヤはおさまるのかな?」

と静かに問いかけてくれたのです。


一人になれる時間を作ってくれた

支援員さんは、無理に話を続けることはしませんでした。

「1人で考えても答えが出ないなら、ここで1人になってもいいよ」
「話したくなったら、また話そう!」

そう言って、そっと面談室を出て行きました。

彼はしばらく一人で考えました。

でも、答えはすぐには出ません。

それでも、

  • 「ここにいていいんだ」
  • 「無理に元気にならなくていいんだ」

そんな安心感だけは、少しずつ心に広がっていきました。


「やっぱり、話したいです」

しばらくして、彼は自分から支援員さんに声をかけました。

「やっぱり、話したいです」

支援員さんは笑顔で席に座り、こう伝えてくれました。

「自分の機嫌を、自分でとることも大事なことだよ」

その言葉を聞いて、彼は少し肩の力が抜けた気がしました。

誰かに気持ちを受け止めてもらえるだけで、人は少し安心できるのかもしれません。


モヤモヤしたままでも、ここに来ていい

「はたらく森」は、“いつも元気でいなければいけない場所”ではありません。

  • イライラしてしまう日
  • 気持ちが沈む日
  • 誰とも話したくない日

そんな日があっても大丈夫。

無理に頑張らなくても、少し休みながら、自分のペースで過ごすことができます。


気持ちを抱え込まないために大切なこと

私たちはつい、

  • 「こんなことで悩んではダメ」
  • 「我慢しなきゃ」
  • 「ちゃんとしなきゃ」

と思ってしまいがちです。

でも、本当に大切なのは、“気持ちを安心して出せる場所”があることなのかもしれません。

はたらく森では、一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、その人らしいペースを大切にしています。


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はたらく森では、

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を受け付けています。

「まだ利用するか分からない」
「まずは話だけ聞いてみたい」

そんな方も大歓迎です。

モヤモヤした気持ちを、一人で抱え込まなくて大丈夫。

あなたのペースで、一緒に進んでいきましょう。