
一人ひとりのペースを大切に
就労移行支援や就労継続支援A型の現場では、利用者様の就職や自立に向けたサポートを行っています。
しかし、支援が必要なのは利用者様だけではありません。
その方を支えるご家族も、日々さまざまな不安や悩みを抱えながら過ごしています。
今回は、はたらく森で実際にあった支援員の視点から見たストーリーをご紹介します。
初めて会った日の印象
初めてお会いした時、その方はほとんど言葉を発することができませんでした。
緊張した表情。
うつむきがちな姿勢。
けれども、その瞳からは多くの不安や苦しさが伝わってきました。
私たちは無理に話を聞き出すことはしません。
「まずはここが安心できる場所になればいい。」
そう考えながら、一歩ずつ関係づくりを始めました。
ご家族からの相談
ある日、ご家族から相談のお電話をいただきました。
「家では感情の波が激しく、どう接していいのかわからない。」
「何を聞けばいいのかも分からない。」
利用者様本人だけでなく、ご家族も大きな不安を抱えていたのです。
私たちはご本人の状況だけでなく、ご家族のお気持ちにも耳を傾けました。
そして、
「ご家族だけで抱え込まなくて大丈夫です。」
とお伝えしました。
本人が不安定な時期
しばらくすると、突然通所できなくなる日が続きました。
連絡が取れない日もありました。
そんな時でも、私たちは焦りません。
「待つことも支援のひとつ。」
そう考えながら、ご本人のペースを尊重しました。
就労移行支援では、無理に前へ進ませるのではなく、その人のタイミングを大切にすることも重要です。
小さな変化を見つける
数日後。
利用者様が久しぶりに通所されました。
私たちはこう声をかけました。
「今日は来てくれてありがとう。」
当たり前のように見える一歩でも、その方にとっては大きな挑戦かもしれません。
はたらく森では、
『できなかったこと』ではなく、『できたこと』に目を向ける支援
を大切にしています。
一緒に歩いた散歩の時間
気持ちが落ち着かず、施設の外へ出てしまう日もありました。
そんな時は無理に止めるのではなく、一緒に散歩をしました。
「何もしなくていいよ。」
「ここにいるだけでいいんだよ。」
そんな言葉をかけながら、安心して過ごせる時間を積み重ねていきました。
少しずつ信頼関係が育まれていきました。
チームで支える支援
支援は一人の力ではできません。
ご家族、医療機関、相談支援事業所、地域の関係機関。
さまざまな方々と連携しながらサポートを行います。
ご家族との面談。
病院受診への同行。
情報共有や今後の方針の相談。
チームで支えることで、ご本人の安心につながっていきます。
少しずつ前へ
やがて通所できる日が増えていきました。
資格取得の勉強にも挑戦。
そして、
「できた!」
という成功体験を積み重ねられるようになりました。
毎日ではなくてもいい。
無理をしなくてもいい。
その人のペースで前へ進めることが何より大切なのです。
支援員としての想い
支援員は、利用者様を変える存在ではありません。
その人らしさを大切にしながら、一緒に歩く存在です。
「変わらなきゃ」
そう思わなくても大丈夫。
人それぞれ歩幅は違います。
大切なのは、自分のペースで進んでいくことです。
私たちは、その歩みをそっと支え続けたいと思っています。
支える側も、ひとりじゃない
利用者様本人だけでなく、ご家族も支援員も、それぞれ悩みながら前へ進んでいます。
だからこそ、はたらく森では
「一人で抱え込まない支援」
を大切にしています。
就労移行支援や就労継続支援A型をお探しの方、
ご家族のことで悩まれている方は、ぜひ一度ご相談ください。
その人のペースで、その人らしく。
はたらく森は、いつでも皆さまのそばにいます。
こんな方におすすめです
- 就労移行支援事業所を探している方
- 就労継続支援A型事業所を探している方
- 精神障害・発達障害・うつ病などで就職に不安がある方
- ご家族の支援方法に悩んでいる方
- 自分のペースで働く準備をしたい方
- 長く働き続けるためのサポートを受けたい方
見学・体験受付中
はたらく森では、就労移行支援・就労継続支援A型の見学や体験利用を随時受け付けています。お気軽にお問い合わせください。
